クリニック西川


 診療案内

診療案内

メインはメンタルヘルス全般にかかわる診療ですが、一般内科診療も行っています。
開院当初から心身をトータルに治療・ケアすることを目標に診療してきました。
近年、精神的健康をそこなう方が非常に増えてきて、メンタルクリニックの需要が増しています。現代社会は、統合失調症、うつ病の2大精神障害に加えて、広い意味でのうつ状態、社会不安障害、強迫性障害、パニック障害、拒食や過食などの摂食障害、人格障害、引きこもり、登校拒否、たび重なるリストカット等々、メンタルヘルスの不調に苦しむ方が急増しています。また、寝つきが悪い、いったん眠ってもすぐに目が覚めてしまう、一応寝てはいるが、夢ばかり見てぐっすり眠った気がしない、逆に朝起きることができないといった睡眠障害は、都市生活者を中心に広くみられる不健康な状態です。

こういったメンタルの不健康は食欲低下、だるさ、頭痛、肩こり、胃の痛み、吐き気、めまいなど多彩な身体症状も示しますし、血圧の異常、糖尿病の増悪といった、いわゆるメタボリックシンドロームにも悪い影響をおよぼします。つまり、心の病は身体の病をひきおこします。一方、身体の病気が心の病気の原因になったり、きっかけになったりすることも少なくありません。当院は、心は心、身体は身体と分けて考えるのではなく、心身の不調で困っている方をトータルに考えるというのが基本方針です。

私は大学勤務時代、5年間にわたって薬理学の研究をしてきました。治療に欠かすことのできないお薬に関する基礎的な知識を踏まえて、効果と安全性のバランスを充分に考慮して薬物治療を行っています。心の治療のもうひとつの重要な柱は精神療法ですが、この精神療法は母校の伝統といえる森田療法を基本に行っています。また、充分に時間をかけてカウンセリングをすることが必要な方には、予約制でのカウンセリングも受け付けています。

社会の急速な高齢化に伴って、認知症(痴呆)の問題がクローズアップされてきていますが、認知症は治らないという考えが広まって、あきらめてしまっている家族の方は少なくありません。しかし現在、脳の機能低下を緩やかにする薬があります。また、徘徊、幻覚、妄想、昼夜逆転、暴力行為といった介護する方を一番困らせる問題は、痴呆そのものではなく、随伴する別の病気であることが多いのです。そして、そういう症状は治療することが可能です。私は開業する以前、老人の精神障害に関する研究に携わってきました。認知症の治療、介護は得意とするところです。私は外来のほか、在宅で認知症を介護されている御家族からの依頼で、訪問診療を行っています。往診をするメンタルの専門医が少ないために、豊島区全域のほか近隣の区にお住まいの御家族からの依頼も増えてきています。

病気のために休職をやむなくされる場合や、病気から回復されて復職する際には、職場の病気に対する正しい理解と協力が必要になります。私は20年近くにわたって官公庁や大手企業の産業医も勤めてきました。産業医という立場を通じて得たノウハウをいかして、患者さんと職場との間の円滑なコミュニケーションのための橋渡しができるのではないかと考えています。

他の科での治療あるいは、より専門的な治療が必要と判断した場合には、それぞれの分野を得意とする医療機関へご紹介いたしますので、心身が不調だが、どの科へ行ったらよいのかわからない方はぜひとも、気軽に当クリニックを受診してみてください。

  • 豊島区・文京区等におきまして認知症患者様等の訪問診療を行っておりますので、ご相談下さい。

  • ED治療~バイアグラ・レビトラ取り扱っておりますのでご相談下さい。
    新発売の「シアリス」も入荷して、扱うようになりました。

  • AGA(男性型脱毛症)治療~プロペシア取り扱っております。

  • インフルエンザ予防接種承ります。(65歳以上の方は豊島区役所のHPをご覧下さい)

  • 都立大塚病院都立豊島病院東京都老人医療センターの協力医療機関です。


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