投稿日:2017年10月2日|カテゴリ:コラム

まさに(正に):【副詞】

①間違いなく。たしかに。まさしく。
②ちょうどいま。今にも。
③(下に反語を用いると)どうして。
④(下に「べし」を伴う。「当に」とも書く)当然・・・・・するのが正当である。

いわば(言わば):【副詞】たとえて言うならば。
いわゆる(所謂):【連体】世間で言われている。

こういった言葉は、論点を強調する時に用いられる。適切に使えば、話の論旨を分かりやすくさせてくれる。
ところが、実際にはへ理屈をもっともらしく見せかける手段として使われることが少なくない。
この強調語を意図的か意図せずかは分からないが、濫用する人物がいる。保身のために血税、600億円を使って禁じ手の冒頭解散を強行した安倍晋三だ。

安倍が知性が低く、語彙が乏しく、滑舌が悪いことはこれまでたびたび述べてきたが、彼の演説を聴いていると「まさに」、「いわば」「いわゆる」のオンパレードだ。当然ながらその使用法が全く当を得ていないことは言うまでもない。
既に口癖となっているのだろうが、論理的に破たんしてくると「まさに」、「いわば」、「いわゆる」が一層増えてくる。森友、加計問題が浮上してからのスピーチは「まさに」、「いわば」、「いわゆる」尽くしだ。
本人はこれで国民を煙に巻けると思っているのだろうが、知能指数が高くないことと、自分が両方の問題に深く関与していたことを白状しているようなものだ。

これも以前のコラムで書いたことだが、安倍は祖父コンプレックスで、祖父のできなかったことを成し遂げることが人生の目的。戦争を体験していないための平和ボケからくる好戦的思想。自己の保身のためならば手段を選ばない。
こう羅列すると、何やら別の人物の姿が思い浮かべられるのではないだろうか。

そう、ロケットマンこと金正恩だ。

まさに、いわば、いわゆる、安倍晋三は日本版金正恩なのだ。

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